介護職に向いている人ってどんな人?

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高齢化社会を迎え、介護の仕事に興味を持つ方も増えているのではないでしょうか。「挑戦してみたいけど、どんな仕事かよくわからないから不安・・・」という方のために、今回は介護の仕事の内容ややりがい、また将来性などについて解説します。

 

介護職のお仕事基礎知識

 

まずは、どんなお仕事なのか、やりがいは?給与は?など、介護職の基本的な情報をご紹介しましょう。

 

◼️仕事内容

介護のお仕事は、ひとことで言えば高齢者や病気・怪我などで、日常生活を送るための支援が必要な方のお世話をすること。食事や排泄、着替えや入浴などのサポートが主な仕事です。ただし、身体的な介助を行えるのは資格取得者だけ。資格を持っていない場合は、居室の環境整備や調理・配膳、家事サポート、利用者様の相談相手や話し相手などが主な仕事となります。

 

◼️やりがい

介護の仕事は体を自由に動かせない方のお世話をするので、慣れないと大変だなと思うことがあるかもしれません。でも、利用者様やそのご家族から「ありがとう」と感謝されたり、自分を必要としている人がいることを実感できるなどやりがいの大きな仕事です。さらに、自分のサポートで、利用者様の笑顔が増えた、あるいは今までできなかったことができるようになったなど、ちょとした変化に出会える喜びや達成感を感じるられるのは介護の仕事ならではと言えるでしょう。

 

◼️給与事情

介護職の給与は働き方や施設によって異なりますが、一般的な時給額はスーパーのレジや飲食店のフロア業務と比較するとやや高いという事実をご存知でしたか?さらに、資格を持っていると「資格手当」が付くケースが多く、無資格者に比べ50~150円程度高くなります。(「介護求人サイト比較ナビ」より)

<首都圏での平均時給比較>

  • 介護スタッフ・・・・1087円
  • レジ・販売スタッフ・・・1027円
  • 飲食系スタッフ・・・1019円   ※「介護求人サイト比較ナビ」より

 

◼️介護の職場

介護スタッフが働いている職場は大きく分けて3タイプあります。1つは利用者様が施設に住みながら介護サービスを受ける「入居・入所介護施設」。2つ目は、利用者様が自宅から通いながら介護サービスを受ける「通所介護施設」。そして、3つ目は短期間の入所で介護サービスを受ける「短期入所施設」です。それぞれどんな施設があるか、簡単にご説明しましょう。

 

●特別養護老人ホーム

入居・入所、通所、短期入所の3つの機能を兼ね備えた施設。比較的、介護度の高い方が入所しているのが特徴。

 

●有料老人ホーム

入居・入所の機能を持つ施設で、介護サービスが付いているタイプ(介護付き有料老人ホーム)と、介護サービスの付かないタイプ(住宅型有料老人ホーム)の2種類があります。

 

●老人保健施設

病院を退院後に自宅復帰を目指し、医療ケアやリハビリを受けるための施設。入居・入所、通所、短期入所の3つの機能があります。

 

●認知症型グループホーム

認知症の高齢者の方が共同で生活を送る入居型の施設。

 

●サービス付き高齢者向け住宅

日常生活を送るのに支援が必要な場合や、家族の援助が受けられない人が入所する高齢者向けの住宅。公的な機関が運営しているため、安い料金で介護サービスを受けられます。

 

●小規模多機能型居住介護

デイサービスを中心に、訪問介護やショートステイなど3つのサービスが一体となっている施設。通所や短期入所施設で、連続で利用できるのは30日までと決められています。

 

 

 

介護職に向いているのは、こんな人!

 

無題

 

仕事の内容ややりがい、職場については理解したけど、自分が介護職に向いているのか判断がつかない、という方のために、ここでは介護職に向いている人はどんな人か。求められる6つのポイントをまとめてみました。

 

<ポイント1>聞き上手な人

コミュニケーション能力が高い人はもちろんですが、口下手でも人見知りでも相手の話を親身の聞く、しっかり相槌が打てる「聞き上手」なら、介護の仕事に向いています。

 

<ポイント2>気の長い人

介護を必要とする方は、行動もおしゃべりもゆっくりなため、介助者にとっては「待つ」のも大事な仕事。短気な人はイライラしてしまうかもしれないので、介護の仕事には向いていないかもしれません。

 

<ポイント3>思いやりのある人

利用者様はもちろん、介護の仕事はチームワークも欠かせないため、一緒に働くスタッフへの気遣いも必要です。常に相手の立場に立って考え、行動することが求められるため、思いやりの気持ちは欠かせません。

 

<ポイント4>オン・オフの切り替えがしっかりできる人

仕事の失敗などをプライベートな時間まで引きずってしまうと、肉体的にも精神的にも疲れてしまうので、オンとオフをしっかり切り替えられることも、大事な要素です。

 

<ポイント5>健康な人

心も体も健康でなければ、介護を必要とする人のサポートはできません。まずは、ご自身が健康であることは必須条件です。

 

<ポイント6>やる気がある人

介護の仕事は、「とりあえず、やってみよう」という気持ちでは続きません。誰かの役に立ちたい、誰かの支えになりたい、という強い気持ちとやる気は絶対必要です。

 

 

 

どんな資格が必要なの?

 

資格や経験がなくても始められる介護の仕事ですが、資格を持っていないと、利用者様の身体的な介護ができないなど、携われる仕事は限られてしまいます。資格を持っていると、自信を持って仕事に臨めるだけでなく、資格手当がついたり、キャリアアップできたり、有利な条件で就職することもできます。介護の仕事を始めてみようかなと思った方は、まず介護の入門資格と言われている『介護職員初任者研修』にチャレンジしましょう。その後『実務者研修』を経て、実務経験を3年積めば国家資格である『介護福祉士』の受験資格が得られます。介護業界では、資格取得は自分の実力を示すだけでなく、仕事の幅が広がる、管理職への道も拓けるなど、着実なステップアップに繋がります。

 

 

 

現役介護職員の声

 

介護の仕事をよりリアルに感じていただくために、ここで実際に介護職員として活躍している方の“声”をご紹介しましょう。

 

◼️特別養護老人ホーム勤務のKさん(27歳男性)

未経験で飛び込んだこの世界。最初は「高齢者のお世話」というぼんやりしたイメージしかありませんでした。でも、仕事をしていく中で、小さな喜びが積み重なっていく日々に、思っていた以上に自分にぴったりな仕事だと実感。辞めたいと思ったことは一度もありません。『介護福祉士』の資格を取得してからは、常に利用者様にとって何が最善かを考えながら仕事に携われるようになりました。

 

◼️グループホーム勤務のTさん(48歳男性)

介護職に携わったのは40歳を過ぎてから。私が勤務しているグループホームは、体は動くものの認知症の症状のある方が利用されています。利用者様が一日を無事に過ごせた時に何よりの喜びを感じ、それは私にとって仕事をしていく上でのモチベーションにもなっています。2年前に『介護福祉士』の資格を取得。自信を持って仕事に臨める今、もっと早くこの仕事に就いていればよかったと思っています。

 

◼️特別養護老人ホーム勤務のYさん(29歳女性)

大学で福祉を学び、この施設に就職。結婚・出産を経験し、育休から復帰して1ヶ月。働く時間を選択できたり、子育て支援制度を利用し、夜勤のない6時間勤務にしてもらっていることもあり、子育て中の母親としても働きやすさを実感しています。介護職は、出産でキャリアが途切れたとしても復帰しやすいし、介護の経験を子育てにも活かせるので、女性にはおすすめの仕事です。

 

 

 

介護職の今後はどうなる・・・?

 

超高齢化社会を迎えた今、介護サービスを受ける方は増えています。厚生省労務局の調査によると、2000年から2012年の12年間で介護サービスを受けている人は約269万人に達しており、今後も高齢者の人口は増え続けるだけに、介護サービスへの需要は高まる一方です。これに伴い、介護施設も増えており、介護業界は成長産業として注目を集めています。さらに、政府は介護職の給与に対する処遇改善策を投じている他、現場の業務を軽減するための様々な策(介護ロボットの導入など)を打ち出すなど、介護職員の待遇改善も進んでいます。今後ますます発展する介護業界。やりがいと将来性にあふれた介護職に、あなたもチャレンジしてみませんか?

 

 

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