『ケアマネジャー(介護支援専門員)の2018年試験以降』の受験資格変更に関して
ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護や支援を必要とする方が介護保険制度を利用して、自立した生活を送れるようサポートするスペシャリストとして人気の職種ですが、平成30年度から「介護支援専門員実務研修試験」の受験資格が改正されます。
今回は改正のポイントやケアマネジャー(介護支援専門員)受験資格の日数計算方法、試験の難易度等についてお伝えします★
【目次】
■ケアマネジャー(介護支援専門員)受験資格は?
■ケアマネジャー(介護支援専門員)になるには?
■ケアマネジャー試験の難易度!
■ケアマネジャーを目指すために実務経験をつみましょう!
■ケアマネジャー(介護支援専門員)受験資格は?
ケアマネジャー試験を受けるためには、国家資格等にもとづく業務経験もしくは相談援助業務経験が5年以上、なおかつ従事した日数が900日以上というような実務経験が必要になります。これまでは介護業務の実務経験が5年経験があれば受験資格を与えられましたが、今後は対象者が絞られる予定です。平成29年度試験日時点で実務経験が規定に達している方は、今年がラストチャンス!しっかりと試験対策を行ない、取得をめざしましょう!
●国家資格にもとづく業務経験とは?
医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・介護福祉士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あんまマッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・栄養士(管理栄養士含む)・精神保健福祉士に該当する資格を持っている者が、その資格本来の業務をした経験
(例えば介護福祉士でも介護業務ではなく、営業などの仕事を行っていた場合は対象外)
●相談援助業務経験とは?
生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員として相談援助業務をした経験
●ケアマネジャー(介護支援専門員)受験資格の日数計算方法
国家資格等にもとづく業務経験もしくは相談援助業務経験の日数の計算方法ですが、1か月未満の期間は切り捨てとなります。例えば平成25年1月1日~平成28年4月15日まで経験がある場合、平成25年1月1日~平成28年3月31日までの3年3ヵ月が実務経験受持機関です。4月1日~4月15日の期間は1ヶ月未満の為、切捨てとなります。。
また、 育児休業、病気休業、介護休業等の期間については、従事期間の算入対象とはなりませんが産前産後休暇は従事期間の算入対象となります。
同一の期間内に複数の事業所で勤務しているような場合には、重複している従事期間は通算できま せんが、従事日数は算入することができます。ただし、1日に 2 か所で勤務しているような場合の従事日数は1日としてしか算入されません。
参考:公益財団法人 東京都福祉保健財団
■ケアマネジャー(介護支援専門員)になるには?
試験を受けた後は下記のような流れでケアマネジャー(介護支援専門員)になることが出来ます。
受験資格を満たした方が都道府県が実施する『介護支援専門員実務研修試験』に合格
↓
介護支援専門員研修(87時間研修)を受講
↓
受講終了後に各都道府県に登録を申請
↓
介護支援専門証(ケアマネジャー資格)を得てケアマネジャーとしてデビュー!
■ケアマネジャー試験の難易度!
『介護支援専門員実務研修試験』の難易度は高く、合格率は平成28年度試験では13.1%と年々下がり続けています。
介護に関する幅広い知識が求められるため難易度は高く、一発合格が難しいと言われています。
ケアマネジャーの受験資格をお持ちの方は、今年の10月に行なわれる筆記試験に確実に合格しておきたいところ。そのためには、ポイントを押さえた学習が合格の鍵になります。
独学ではなかなか難しいので、一発合格をめざす方には、業界のプロがポイントのみに教材を作成しているケアマネジャー試験対策講座の受講をおすすめします。三幸福祉カレッジは、ケアマネジャー試験の合格率が全国平均の約3.1倍!(全国平均合格率は13.1%。当講座の合格率は41.7%)。平成28年度本試験では予想問題が的中し、使用教材から複数類似問題が出題されました。
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■ケアマネジャーを目指すために実務経験をつみましょう!
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