『【重要】介護福祉士の受験資格が厳しくなりました』
介護・福祉系の中で、唯一の国家資格である『介護福祉士』。平成28年度よりその取得方法が変わったのをご存知ですか?以前より受験資格が厳しくなったと言われている『介護福祉士』資格について、今回はご紹介します。
【目次】
■『介護福祉士資格』って、どんな資格?
■どこが変わったの?『介護福祉士資格』の取得方法。
■気をつけて!実務経験には、対象となる施設や職種があります。
■受験資格に必要な『実務者研修』って、どんな研修?
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■『介護福祉士資格』って、どんな資格?
介護福祉士は、現場の責任者として介護を実践するスタッフへの指導を行なうなど、より責任ある仕事を任されます。また、実際に介護を行なうヘルパーや介護士と同じように、お年寄りや障がいのある方がスムーズに日常生活を送れるよう、身体介助や生活援助も行ないます。『介護福祉士資格』を取得していると、正社員として採用されやすく、資格手当も付くので、お給料の面でも大きな差が出ます。さらに、訪問介護事業所で配置が義務づけられている『サービス責任者』になるためには、実務者研修の修了か、介護福祉士の資格が必須。将来、介護・福祉業界でステップアップをめざす人にとっては、大きな鍵となる資格です。
■どこが変わったの?『介護福祉士資格』の取得方法。
平成28年度から<社会福祉及び介護福祉法>が改訂され、『介護福祉士』資格の受験資格が変わりました。従来は、筆記試験合格後に実技試験を受け、合格すれば資格が取得できましたが、平成28年度からは実技試験が廃止され、代わりに実務経験3年以上で『実務者研修』修了者であることが受験資格となりました。『実務者研修』は修了までの標準学習期間は約3ヶ月(『ホームヘルパー2級』又は『初任者研修』修了の方)となっているので『介護福祉士』資格をめざすならば、早めに『実務者研修』を修了しておきましょう。
■気をつけて!実務経験には、対象となる施設や職種があります。
介護福祉士を受験するためには、実務経験が必要となります。実務経験は、対象となる施設(事業)での在職期間が1,095日以上で、介護などの仕事に従事した日数が540日以上と定められています。対象となる施設は、社会福祉施設(特別養護老人ホーム、障がい者(児)施設、地域福祉センターなど)や、病院・診療所などですが、中には実務経験として認められない施設や職種もあるので、自分が受験資格を満たしているかしっかり確認しましょう。
詳しい受験資格については下記をご覧ください。
■受験資格に必要な『実務者研修』って、どんな研修?
『実務者研修』は、以前の『ホームヘルパー1級』に相当するものです。ちなみに『ホームヘルパー2級』は、現在の『介護職員初任者研修』に変わっています。
『実務者研修』は、通信と通学を組み合わせたカリキュラムを受講し、修了をめざします。標準的な学習期間は約3ヶ月(『ホームヘルパー2級』『初任者研修』修了の方)。自宅学習が中心となるので、自分の生活リズムやペースで学べるため、働きながらでも取得は可能です。また、旧ホームヘルパーや旧介護職員基礎研修、介護職員初任者研修などを取得している場合は、受講科目が一部免除されたり、受講料が減額される場合もあります。
資格や経験がなくても、仕事に就くことができる介護職。でも、資格を持っているとさらにキャリアアップのチャンスがあったり、待遇面はもちろんのこと、やりがいの大きな仕事に携わることができます。一度取得すれば、全国どこでも通用する一生モノの資格ですから、将来のチャンスを広げるためにも、取得にチャレンジしてみましょう!
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