【介護業界注目ニュース】介護職の賃上げについて
岸田総理は11月10日の会見で、経済対策において「看護・介護・保育・幼稚園などの現場で働く方々の給与を増やしていく」ということを明言しました。
令和2年に実施した介護職従事者の処遇についての調査では、令和2年2月の介護職員の平均給与(処遇改善加算(ⅰ)~(Ⅴ)を取得している事業所)は前年を15,370円上回る315,850円となっており、今回の経済政策でさらに引き上げる見通しです。
実は、国として介護職の処遇改善はこれまでも取り組んできており、2009年以降は約7万5千円の上乗せが出来ています。
しかし、それでも他産業と比較すると賃金水準は低く、これから一層の処遇改善が期待されています。
介護職は2025年度に32万人の人材不足が発生するといわれており、今後、景気が回復するにしたがって益々人材確保が困難になると想定されています。
その中にあって、介護人材確保のためにも今後さらなる給与改善をはじめとした処遇改善が検討されており、給料UPが見込めるこれらの動きは、介護業界での就職・転職を検討している方には追い風となるニュースです。
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