【必見】介護職に多い辞めたい理由・悩みとは?ストレスを溜めないための働き方

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就職や転職において介護職は人気のお仕事です。

しかし、介護職はやりがいを感じながら働くことができる反面、辞めたいと考える人が多いのも現状です。

介護職として働くうえで辛いと感じるのは、どのようなことがあるのでしょうか。

この記事では、介護職に多い辞めたい理由や悩みについて、その悩みを解決する方法などをご紹介します。

 

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◇目次

介護職で多い3つの悩み

悩みを解決するためには?

こんな職場は注意!辞めた方がいい職場環境とは

介護職で辛い思いをしていた方の体験談

転職して解決した方の体験談

辞めても再就職する人が多い理由

まとめ


 

介護職で多い3つの悩み

 

人間関係の悩み

介護職の悩みで仕事を辞めたいと感じるものの一つに、「人間関係の悩み」があります。介護業界では様々な職種があり、高卒から専門学校、大卒、さらには他職種からの転職で、10代から60代まで幅広い年齢層が働いています。

 

そのため考え方の違いや、価値観の違いで意見が食い違うことも少なくありません。また複数の職種が働いていることから、職種間で対立が起こることもあります。介護の仕事はチームプレイが大切です。考え方が合わないスタッフがいると、スムーズに仕事が行うことができず、辛いと感じることもあるでしょう。

 

また介護職は体力を必要としますし、業務が多く余裕がない状態で働いている人も多くいます。そのため新人に対して、きつい言動や態度を取る先輩や上司に苦しむこともあるようです。

 

収入が少ない

収入面での不安から、介護職を辞めようと考える人も多いです。高校や専門学校で資格を取得して就職する場合は資格手当がつきますが、他業種からの転職で無資格だったり、介護職員初任者研修修了程度の場合、手当がつかず収入が少ないと感じることが多いようです。

 

特に他業種で働いた経験がある場合は、前職の給与に比べて少ないと感じるようです。他業種に比べて介護職は収入が少ない傾向にありますから、仕事を続けるか悩むことがあります。

 

さらに転職したばかりの頃は、仕事に慣れるまで夜勤業務ができません。資格手当や夜勤手当などが支給されない場合は、収入面で悩むことが特に多いようです。

 

常に忙しい

介護職では、「常に忙しい」ことで悩んでいる人も多くいます。介護職の仕事は、高齢者や障害者の身の回りのお世話です。そのためイレギュラーな事態も多く、残業も多いのが特徴です。

 

毎日同じことの繰り返しで、体力的に負担の多い仕事ですから、忙しさで利用者さんに寄り添う個々の余裕をなくし、理想と現実のギャップに悩むこともあるでしょう。

 

また新規の介護施設も増えており、人間関係で悩みがないだろうと転職することもあります。しかし、オープニングスタッフで働き始めると業務分担が決まっていなかったり、作業やルールが決まっていなかったりと、仕事がスムーズに流れません。

 

人間関係で悩むことはないけれども、常に忙しくて家事や育児との両立に悩むことも少なくないようです。

 

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悩みを解決するためには?

「人間関係」で辛い悩みを抱えているときは、上司に相談してみましょう。第三者からの客観的な意見をもらうことで、冷静に現状を捉え改善策を考えることもできるでしょう。自分では気づいていないことが原因となっていることもありますから、他人の意見を聞くことは大切です。

 

また、シフトをずらしてもらうことや、同じ業務で重ならないようにしてもらうことで、人間関係で悩んでいる相手と関わりを少なくしてもらうのも対処法の一つです。

 

人間関係で辛い思いをしているときは、決して一人で抱え込まず、努力をしても解決できない時は職場を変えてみることも必要です。我慢しすぎると体調を壊しますし、精神的に病むこともあるため、無理はしないようにしましょう。

 

「収入が少ない」ことで悩んでいる場合は、資格を取得することをおすすめします。実務者研修の資格を取得するためには、受験資格が必要ないため誰でも資格取得を目指すことができます。無資格で働くよりも、手当がつくことで収入はアップするでしょう。

 

また介護福祉士は、3年以上の実務経験が必要になりますが、受験資格があれば学校に通わなくても資格を取得することができます。介護福祉士は国家資格になりますから、給与アップはもちろん転職する際にもメリットがあります。

 

また資格を取得することで、夜勤業務もできるようになり、夜勤手当がつくことでさらに給与をアップさせることも可能です。

 

「常に忙しい」ことで悩んでいる場合は、介護の仕事にやりがいを感じているかどうかを考えてみましょう。もしやりがいを感じているのであれば、目標をしっかりと持ち、スキルアップの場として学んでいることを意識すると良いでしょう。

 

また一人で抱え込まず、協力してもらうことも大事です。介護の仕事はチームプレイが大事ですから、忙しくてミスなどが起こると、他の業種やスタッフにも迷惑をかけてしまいます。しっかりとコミュニケーションを取り、業務がスムーズに行われることで解決できることもあります。

 

経験を重ねていくうちに、要領よく仕事をこなせるようになりますし、技術面でスキルアップできれば解決できることもあるでしょう。

 

こんな職場は注意!辞めた方がいい職場環境とは

介護職で辛い悩みとその解決方法をご紹介してきましたが、場合によっては無理をせず転職をした方がよいケースもあります。職場内における人間関係で、明らかにいじめを受けている場合や上司からのハラスメントを受けている場合、またはそういったことを目の当たりにして心身に支障をきたしている場合は転職を検討した方がよいでしょう。

 

また残業が多くなりがちな介護職ですが、慢性的に残業が続き休日も出勤しなくてはならないような職場も転職した方がよいケースです。介護職は夜勤ありの雇用も多いですが、1ヶ月に10日以上夜勤回数がある場合も、体質のよっては続けると体を壊しかねません。

 

介護施設などでは身の回りのお世話の他に、たん吸引など医療行為にあたる援助も必要とされることがあります。医療行為は看護師が行うこととなっていますが、慢性的な看護師不足によって介護職に求められることもあるようです。

一定の条件を満たすことで介護職員がたん吸引を実施することも可能ですが、職場によっては「介護職が行ってはならない医療行為」を求められる場合もあるようです。

 

そういったことが職場内で行われている場合は、働き方を改善するように試みるか、転職を視野に解決方法を検討することも、介護職として長く勤め続ける手段の一つと言えます。

 

コラム_インタビュー

介護職で辛い思いをしていた方の体験談

私が働いていた介護施設は慢性的にサービス残業を強いられていました。慢性的な人手不足で勤務時間内は、記録する時間がありませんでした。勤務時間内で業務を終わらせることもできないうえに、記録も事細かに書くよう指示されます。

 

記録を書く時間は残業として認めてもらえず、毎日2時間前後のサービス残業がありました。休日も会議や委員会で出勤しなくてはならず、なかなか体を休める時間がなかったのです。

 

せめて有給休暇を利用して気分転換をしたいと思っていたのですが、有給休暇を利用されるとスタッフが足りないと却下されてしまいました。「疲れているのはあなただけではない、みんなも休みたいのは同じだから、あなただけ特別扱いはできない」と言われたため、それ以来有給休暇を希望することはできませんでした。

 

介護職は、人のお世話をするのが仕事です。自分の気持ちに余裕がないと優しくなれず、何度も同じことを言われるとイライラすることもありました。スタッフ同士のもめ事も多く、気の休まる暇のない職場だったのです。介護職は素晴らしい仕事だと思っていましたが、働く環境で左右されますね。

 

転職して解決した方の体験談

仕事にストレスはつきものだと思っていましたが、度を超えたストレスは我慢しない方がよいですね。私が働く介護施設は、職員間のいじめがありました。キャリアの長い一部の人たちが、新人に対して冷たい態度を取ったり、仕事を押し付けたりしていたのです。

 

新人だった私も例外ではなく、挨拶をしても無視されたり、毎日のように何かしら注意されたりして、とても気が滅入ってしまいました。上司にも相談しましたが、上司もその人たちには気を使っているようで、全く取り合ってもらえなかったのです。

 

きつい仕事ばかり押し付けられ、毎日のように入浴の介助やおむつ交換、雑用をしていました。半年ほどで精神的にも肉体的にも限界だったのか、体調を崩しやすくなってしまったのです。有給休暇を使わせてもらえないことも、辛いと感じる要素でした。

 

あまりにも辛い日々に、このまま働き続けることに不安を感じ転職することを決めたのです。介護福祉士実務者研修を修了していたため、転職先はすぐに見つかりました。業務分担もしっかりしており、有給休暇も消化させてくれるので、身体にも無理なく精神的にも楽に働けるようになりました。現在働いている職場は、介護福祉士の資格取得にも協力的なため、スキルアップもしやすいのが嬉しいですね。

 

 

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辞めても再就職する人が多い理由

介護職で働いている人の多くは、1度退職しても再び介護職に転職する方が多くいます。それはなぜでしょうか。

 

やりがいがある

介護職は、身体が不自由な高齢者や障害者の身の回りのお世話などを行うのが仕事です。利用者さんが自立できるよう援助するためには、身体的な援助だけでなく、精神的な援助も行います。

 

そのように心に寄り添った援助をする仕事は、非常にやりがいがあります。辛いと感じることがあっても、そういったやりがいを感じる仕事は続けたいと考える人が多いようです。

 

スキルアップがしやすい

介護職は実務経験を積むことで国家資格取得ができるため、資格を取得するまで何とか頑張ろうと思う方が多いようです。介護職は、無資格でも始めることが可能で、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修は誰でも講座を受講することができ、講座を修了することで修了証明書が交付されます。

 

さらに実務経験を積み試験に合格することで、介護福祉士という国家資格を取得することができるのです。そこからさらにケアマネージャーなどキャリアアップが可能なため、長く続けることで自身のスキルアップがしやすく、将来性のある職業であることも再就職する理由となっています。

 

安定して働ける

介護職には、他職種から転職してくる方も多くいます。介護職は景気などに左右されることなく、安定した職種です。高齢化社会が進む現在、介護職は長く働き続けることができます。介護職は介護施設だけでなく病院など幅広く需要がありますから、勤務先に困ることもないでしょう。

 

働きながら資格取得ができることから、頑張り次第では給与アップもしやすいということも魅力の一つです。働き始める年齢に関係なく、性別や学歴も問わずキャリアアップできるため、仕事が辛くて退職しても再就職する人が多くいるのです。

 

また、同様の理由から、けがや病気、妊娠・出産等のライフイベントに伴う休職や退職をした場合でも、ご自身のタイミングで復職しやすいというのも、介護業界の特徴の一つです。

 

まとめ

介護職は、職場の環境によって人間関係で悩んだり、忙しくてプライベートがおろそかになりがちです。そのため、辛いと感じながら介護職で働いている人もいるでしょう。そういったストレスを我慢していると、病気になりやすくなります。介護職は学歴や年齢、性別に関係なくキャリアアップが可能で、安定して働くことができるなどメリットも多くあるため、自分にあった職場を探して、ストレスを溜めることなく働きましょう。

 

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