『ホームヘルパー(訪問介護員)の給与・年収は?』

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平均寿命が世界一と言われている長寿国日本。

人口の4人に1人が高齢者という超高齢化社会で今、最も必要とされているのが、介護スタッフです。

中でも、介護サービスを現場で支えるホームヘルパー(正式名称は訪問介護員)は深刻な人手不足。求人数も豊富なため、これから挑戦してみようかなと思っている方もいらっしゃるはず。

これまで、「ホームヘルパーの仕事内容」や、「ホームヘルパーになるにはどうすればいいか」をご紹介してきので、今回はホームヘルパーの給与や年収、さらには給与アップの方法をご紹介します。

 


 

◇目次

・介護サービスを現場で支えるホームヘルパー

・ホームヘルパーの仕事のやりがい

・ホームヘルパーの年収・給料は?

・ホームヘルパーの給料・年収を上げる方法!

 


 

 

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介護サービスを現場で支えるホームヘルパー

 

介護の入門職と言われているホームヘルパー。

介護を必要とする方のご自宅を訪問し、その人らしく自立した生活が送れるよう支援するのが仕事です。

具体的には、身体介護と家事援助の2つの分野に分かれており、身体介護は、食事・排泄・入浴・移動介助の他、通院や外出介助などで、家事援助は、掃除や洗濯、ベッドメイキング、衣類の整理と言った環境整備や、調理や食事の準備・後片付けなどです。

身体介護を行うためには、『介護職員初任者研修』を修了していなければならないものの、家事援助業務は無資格でもできること、自由な時間を利用して仕事ができることなどから、多くの女性が活躍しています。

また、年齢層も40歳以上の方の比率が高いのも、ホームヘルパー従事者の特徴と言えるでしょう

 

 

ホームヘルパーの仕事のやりがい

 

介護を必要とする方はもちろん、そのご家族にとってもなくてはならない存在となっているホームヘルパー。ここではホームヘルパーの仕事にはどんなやりがいがあるのかご紹介しましょう。

 

  • 社会貢献度が高い!

介護の仕事の中でも、最前線で活躍しているホームヘルパーは、超高齢化社会を支えるスタッフとして、社会貢献度の高い仕事の一つ。それはホームヘルパーとしての誇りでもあり、仕事への大きなやりがいになっています。

 

  • 人の役に立つ!

ホームヘルパーがいないと生活が成り立たないという利用者様も少なくないことに加え、日常生活を支援・援助する存在としてだけでなく、その存在が心の支えになっているという現場の声も少なくありません。誰かに必要とされている、誰かを支えていると実感できることは、仕事の大きなやりがいになっています。

 

  • 感謝される!

利用者様はもちろんのこと、そのご家族にとってもホームヘルパーは介護負担を減らしてくれる大切な存在。それだけに、「ありがとう」「あなたがいてくれてよかった」など、感謝の言葉をいただけることは、ホームヘルパーの仕事ならではと言えるでしょう。

 

 

ホームヘルパーの年収・給料は?

 

今や“高齢化社会の担い手”と言われるほど、重要な存在となっているホームヘルパーですが、一方で「介護職は給料が少ない」というイメージを持っている方も少なくないのでは?

ホームヘルパーの給料や年収は年代による大きな開きはないものの、勤務先や資格の有無によって異なります。

訪問介護事業所の場合、夜勤がないため施設で働くよりも給料は低め。

高齢者施設は、民間事業が参入するケースも増えており、訪問介護事業所よりも給料が高く設定されているところもあります。

また、有資格者で正社員の場合は、月収が高くなるのも特徴で、正社員の平均年収は362万円、月給は30万円程度が相場

派遣社員とパート・アルバイトの場合は時給制になり、派遣社員の平均時給は1,403円、パート・アルバイトの平均時給は1,402円(「求人ボックス」調べ)。

派遣やパート・アルバイトの場合、実務経験者や有資格者になると時給は1,500円以上になるケースもあります。

また、年代別の平均年収を見てみると、平均年収が最も高いのは30代で、平均年収は323万円。男女別では、50代までは男性の方が年収が高く、60代以降は女性の方が高くなっています。

 

年齢性別による平均年収

 

 

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ホームヘルパーの給料・年収を上げる方法!

 

ホームヘルパーにももちろん、他の職業同様、給与や年収を上げる方法があります。

どんな方法があるのか、ここでご紹介しましょう。

 

その1 正社員になる!

ホームヘルパーとして勤務している人の中には、派遣やパート・アルバイトという雇用形態を選ぶ人も少なくありません。時間を選んで勤務できるというメリットはありますが、その分、正社員に比べて年収は低いので、実務経験を活かして正社員になるのは給与アップを目指す一つの方法と言えます。

 

その2 キャリアアップする!

資格がなくてもホームヘルパーの仕事に就くことはできますが、やはり資格を持っていると、資格手当が付くなど、給与面にも反映されます。また、『介護職員初任者研修』よりもレベルアップした上位資格、『介護職員実務者研修』や国家資格の『介護福祉士』を取得すると、仕事の幅が広がる、役職に就けるなど、給与アップへの道が拓けます。

 

その3 転職する!

実務経験や資格を武器に、さらに条件の良いところに転職するのは、給与アップの近道です。

 

 

今、ホームヘルパーの求人は多く、就職は難しくありません。学歴や年齢に関係なく仕事に就けるため、高卒でもOK。豊富な求人の中から、給与や労働条件で自分にあった職場を見つけましょう。より条件の良いところに就職するためには、資格は大きなアドバンテージになります。『介護初任者研修』は、通信課程でも受講できるため、社会人でも、大学で学びながらでも無理なく修了を目指せます。この機会に介護の基礎知識と技術を持つ証明となる資格『介護職員初任者研修』の取得を目指してみませんか?

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