アニマルテラピーと介護

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空前のペットブームの中、ペットホテルやペット保険など、ペットビジネスも活性化。高齢者がペットを飼うケースも増えています。「ペットフード協会」の調査によると、50代以上で犬を飼っている割合は全体の40.1%、猫は29.1%と、今や中高年の生活のパートナーとしてペットは欠かせない存在になっています。

 

ペットが長生きの秘訣?!アニマルテラピー効果

 

イギリスの科学雑誌『サイエンティフィック・リポート』では、一人暮らしで犬を飼っている人は、飼っていない人に比べ、死亡リスクが33%も低いと言う調査結果を発表しました。その理由は、日常的に動物と触れ合うことで、幸せな気持ちになり、年齢や性別を問わず体の免疫力が高められるからだとか。さらに、日本で高齢者の死亡原因の第2位になっている心血管疾患のリスクも36%に低減されていると言う研究結果も発表しています。今や高齢者にとって、薬や医療機関に加え、ペットの存在も長寿の秘訣になっていると言えるのではないでしょうか。

 

増加するペット可能な介護施設

 

介護施設検索の「みんなの介護」によると、現在全国でペット・犬・猫と暮らせる施設は全国に約200件存在します。今後も利用者の多様なニーズに答えるため、ペット可能な施設は増加することが見込まれます。

また、ペットとの同居はできなくとも、エントランスで飼育したり、レクリエーションの一環でアニマルテラピーを取り入れ、関係機関と協力し、ペットとの触れ合いを持っている施設もございます。

「ペットと暮らせる」「アロマテラピーのレクリエーションがある」など、高齢者のニーズに合わせた施設が今後選ばれていくことは間違いありません。

 

ペットがいる利用者宅を断っても大丈夫?

 

訪問介護の面接では「動物アレルギーはありますか?」「動物は苦手ではないですか?」と質問を受ける場合がございます。

利用者宅にペットがいるため、このような質問をされるケースがあるのですが、「動物アレルギーがあります」「動物が苦手です」と回答したからと言って不採用になることはございません。

訪問介護の登録スタッフのシフトを決めるサービス提供責任者が「どの利用者様宅のケアに入ってもらおうか」と考える際のマッチングのために質問しているため、面接でうそをつく必要はございませんよ。

「動物アレルギーがある」「動物が苦手」な場合は訪問する利用者やシフトを考慮していただけるのが一般的でしょう。

 

まとめ

 

介護業界でニーズが高まる「ペット」や「アニマルテラピー」。

高齢者にとって長寿の秘訣にもなっており、介護施設にとっては「ペット可能」ということが数ある介護施設の中から選ばれる基準の一つにもなっています。

今後は、施設介護職員やホームヘルパーにとっては、高齢者にとっての「ペット」のニーズをうまくキャッチし、ケアに反映することが期待されるでしょう。

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