介護士不足解消のための3つの取り組み
少子高齢化が進み、ますます深刻化する介護職員不足。介護労働センターの調査によると、介護事業所の68%が「職員不足を実感している」という結果からも、介護の現場の人手不足の深刻化が伺えます。2009年以来、右肩上がりで不足が続いている介護職員。今回は、その対策にスポットを当てて見ました。
【目次】
■潜在的介護福祉士の呼び戻し作戦!
■進んでいます!働きやすい環境づくり
■外国人の受け入れ
職員不足解消のための“あの手この手”
その1 潜在的介護福祉士の呼び戻し作戦!
介護士として現場での経験を持つ、あるいは介護に関わる資格を持っているが様々な事情で介護職に就いていない人(潜在的介護士)の中には、介護職での就職・復帰を希望している人も少なくありません。
そこで、資格や経験を持つ潜在的介護士が仕事に就きやすいよう、時短勤務や保育費補助、あるいは一部の都道府県では離職した職員の復職を支援する事業を行なっているなど、即戦力として活躍できる人材確保のための制度の整備を積極的に進めています。
その2 進んでいます!働きやすい環境づくり
以前コラムでもお伝えした介護ロボットの導入や、事務業務の効率化を目指したICT化など、介護の現場では職員の業務負担を減らす様々な取り組みが行なわれています。
また、キャリアパス制度や新たな賃金制度の導入を検討する事業主が増えているなど、介護の現場を支える職員の待遇改善や働きやすい環境づくりは着実に進んでいます。
その3 外国人の受け入れ
今や、コンビニやファストフード店などで活躍している外国人は少なくありません。
少子化に伴い日本人の労働人口が減少する中、人手不足の解決策として経済財政諮議会議では、農業・運輸・建設・介護の分野で、専門技能を持つ外国人労働者の受け入れの拡大も検討しています。
即戦力となる人材を海外から招く、あるいは日本で資格を取得させ雇用するなど、人手不足解消の一手として、外国人スタッフの活躍が大いに期待されています。
今後ますます深刻化するであろう介護職員不足。
その一方で、潜在的介護士の呼び戻しや、人材確保のための環境整備も進んでいます。
介護の仕事は大変・・・・と思われがちですが、誰かに必要とされていることを実感でき、ありがとうと感謝されることにやりがいを感じられる仕事です。
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