ホームヘルパー(訪問介護員)の服装は?気を付けたい身だしなみ
介護の現場を支えているホームヘルパー。ホームヘルパーの仕事やなり方、給与についてはシリーズでご紹介してきたので、詳しくお知りになりたい方は、前回のコラムをご参照ください。今回は、ホームヘルパーが仕事をする際に気をつけなければならない身だしなみや服装についてご紹介します。
◇目次
・ホームヘルパーの基礎知識
・ホームヘルパーとして気を付けたい身だしなみ
・ホームヘルパーにふさわしい服装とは?
ホームヘルパーの基礎知識!
高齢者や障がいを持つ方が、自分らしく自立した生活を送れるようサポートするホームヘルパー。
主な仕事は、身体介護(食事・入浴・排泄・移動介助など)や生活援助(調理・買い物・炊事・洗濯など)、通院介助などです。
現場では、介護の基本的な知識や技術を求められるため、ホームヘルパーとして活躍している人の多くは、介護の入門資格と言われている『介護職員初任者研修』を修了しています。
受講資格がないことに加え、通学だけではなく通信でも受講できるため、高卒の方でも、社会人、あるいは大学で学んでいる方でも自分のペースで修了を目指すことができます。
ホームヘルパーは、訪問介護事業所に所属するほか、介護施設や医療機関で仕事に携わるケースもあります。
また、介護の上位資格を取得することで、経営者として事業所を立ち上げることもできるため、やりがい・将来性の大きな仕事の一つと言われています。
ホームヘルパーとして気をつけたい身だしなみ
どんな仕事にも言えることですが、身だしなみに気を使うのは、社会人としてのマナーです。
ホームヘルパーは、利用者様はもちろんのこと、そのご家族から、「この人に任せても大丈夫」と信頼されなければスムーズに業務を行う事が出来ないだけでなく、服装などが乱れていると、個人の問題ではなく、所属している事業所の評判にも関わってくるため、身だしなみや服装に気を使う事業所も増えています。
では、どんな点に気をつければ良いのでしょうか。
女性の場合、マニキュアやお化粧などは控えめにしましょう。
爪が長いと利用者様を傷つけてしまうこともあるので、安全面も考えて切り添えること。
マニキュアや香水、アクセサリーは一切禁止というところもありますが、禁止されていない場合でも、マニキュアはクリアなものにし、不要なアクセサリーは控えましょう。
また、長い髪の毛は、業務に支障が出る場合もあるので、まとめるようにしましょう。
ホームヘルパーにふさわしい服装とは?
介護保険法では、ホームヘルパーの服装に規定はありませんが、不慮の事故やアクシデントを防ぐためにも、服装への配慮は必要です。ここでは、ホームヘルパーとしてふさわしい服装についてご紹介します。
<服装>
ユニフォームを支給する事業所もありますが、特に用意されていない場合は、動きやすい服装が基本です。
仕事上、立ったりしゃがんだりする事が多いので、ズボンは伸縮性があるもので、膝の曲げ伸ばしがしやすい素材がオススメです。
また、ベルトはシャツを出せば利用者様に直接ぶつかることはありませんが、だらしなく見えてしまうので、ベルトが必要なものもなるべく避けるようにしましょう。
上着は、ボタンやファスナーがついていると介助の際、利用者様に当たり怪我の原因となってしまうので、ボタンやファスナーのついていないものを着用しましょう。
色やデザインで気をつけたいのは、奇抜なものは避ける事。
“仕事着”としてふさわしい色・デザインのものを選ぶようにしましょう。
<エプロン>
家事業務(調理や洗濯、掃除など)を行うこともあるため、エプロンはホームヘルパーの必須アイテムと言われています。
勤務先から支給される場合もありますが、支給されない場合は、機能的なエプロンを持参するようにしましょう。
<腕時計>
腕時計は特に業務に必要ありません。
むしろ、身体介助を行う場合は邪魔になることもあるので、身に着ける場合は高価なものや派手なものは避け、実用的なものにしましょう。
清潔感のある身だしなみと、シンプルな服装がホームヘルパーの基本。
例え、高い介護技術や知識を持っていても、見た目に問題があると、利用者様やそのご家族からいい印象を持ってもらえないこともあります。
また、服装や身だしなみはもちろん、挨拶や言葉遣いも大事です。
仕事を始める前と帰る時の挨拶、介助の際には、動作を行う前に利用者様への声がけは忘れずに。
注意しなければならないことも多い仕事ですが、その分、感謝されることも多く、やりがいの大きな仕事です。
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