知ってた?ケアマネージャーの年収、給料について徹底解明!
今や、成長産業として注目を集めている介護業界。
その介護業界で、なくてはならない存在と言われているのがケアマネジャーです。
「名前はよく聞くけどどんな仕事をしているの?」
「今介護の仕事をしているけどやっぱり目指すべき?」
「将来性や給与も気になる・・・」
などケアマネジャーについての疑問や質問にお答えするべく今回はケアマネジャーの仕事や気になるお給与事情をクローズアップします。
【目次】
■①ケアマネジャーとは?
■②気になるケアマネジャーの給与事情は?
■③ケアマネジャーとして給与をアップさせるには?
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①ケアマネジャーとは?
介護支援専門員、通称ケアマネジャーは障がいを持つ方や高齢者の方が介護保険を利用して適切なサービスを受けられるようサポートするスペシャリストです。
ケアマネジャーが携わる仕事は幅広く内容も専門的。
ここではケアマネジャーの代表的な仕事内容をご紹介しましょう。
■要介護認定業務
市区町村から委託を受け介護を必要とする方の状況や状態を確認するためにまずはご自宅を訪問。
ご本人やご家族と面談を行い必要な介護サービスが受けられるよう申請書や更新書などの書類作成を行います。
■ケアプラン作成業務
ケアプラン(サービス計画書)は介護サービスを受けられる方の課題を分析し、日常生活を送るためにどんなサービスがどの程度必要か目標を設定し具体的な介護サービスのスケジュールを立る業務です。
■モニタリング業務
介護サービスが開始されたら定期的に自宅を訪問し健康状態や目標達成状況など現状把握を行うのも大事な仕事。
サービスは適切か不満はないか、介護サービスを利用している方やそのご家族の声に耳を傾けより良いサービスが受けられるよう反映させていく業務です。
■給付管理業務
給付管理とは介護保険サービスを利用することで発生する介護給付費の管理を行う業務。
1ヶ月単位で介護サービス利用者様の利用負担額を計算しサービス利用票や給付管理票を作成。
国保連に必要書類を提出します。
■相談業務
介護サービス利用者様はもちろん、そのご家族が抱える不安や相談に親身に応じるのもケアマネジャーの大切な仕事。
より良い介護サービスが提供できるよう利用者様やそのご家族が抱える問題解決に向け事業者との調整などを行います。
②気になるケアマネジャーの給与事情は?
■ケアマネジャーの平均給与
介護職は給与が安い!というイメージを持っている方も少なくないのでは?
実際はどうなのでしょうか。
厚生労働省「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、
ケアマネジャーの平均給与は常勤の場合350,320円、非常勤の場合229,050円。
年収を男女で比べてみると、男性は422万円、女性が373万円となっています。
常勤の介護職員が300,970円、事務職員が307,170円ですから、介護職の中ではケアマネジャーの平均給与は高く、平成29年度に比べ平均月給で7,550円、平均基本給は1,960円アップしていることから、増加傾向にある点は見逃せないところ。
推定生涯年収としては男性で見てみると30歳~60歳までだと約1.7億、女性は1.1億ほどとなります。
<ケアマネジャーの年収モデルケース>
48歳・ケアマネネジー歴8年・Aさんの場合
(※厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」より)
労働時間:165時間/月
超過労働:5時間/月
月額給与:269,200円
平均賞与:623,600円
平均年収:3,854,000円
■働き方によって給与が変わる!?
給与は働いている施設や企業の規模、経験年数でも大きく変わってきます。
大きい企業の方が多いかというとそうとも言えず、小さい企業ほど平均月給は高いこともあります。
これは小さい企業の方が人材を大切に考えているということの表れと言えるでしょう。
また、ケアマネジャーは「施設ケアマネジャー」「居宅ケアマネジャー」に大きく分類されますが、施設ケアマネジャーの方が給料が高いようです。
その理由としては、施設ケアマネジャーの場合介護スタッフと兼任して業務を行っているケースが多いためです。
介護スタッフと兼任している場合夜勤も担当することがあるため、その手当分が給与面に表れていると考えられます。
居宅ケアマネジャーの場合、残業が発生する可能性はありますが夜勤の時間帯に業務することはほとんどないため、給与面を考えた際に施設ケアマネジャーを選択する方も少ないようですね。
③ケアマネジャーとして給与をアップさせるには?
ケアマネジャーの給与実態を理解できたところで次に気になるのは昇給ですよね。
もちろん、給与アップへの道は色々用意されています!
具体的にどんな道があるのか、ここでご紹介しましょう。
①経験を重ねる
ケアマネジャーの仕事は経験が重視されるため、現場で経験を積むことで緩やかに給与は上昇していきます。
②資格を取る
経験を重ねると、ケアマネジャーからさらにレベルアップした資格、「主任介護支援専門員」や「認定ケアマネジャー」などの取得が目指せます。
取得すると資格手当が加算されたり責任あるポジションに就くことができるため、給与アップに繋がります。
③介護職と兼務する
施設に勤務しているケアマネジャーの中には介護スタッフとしての仕事を兼務しているケースも見受けられます。
この場合残業や夜勤手当が付くため、従来のケアマネジャーの給与よりも高くなります。
④転職する
今、介護施設や事業所は人手不足。
そのため経験者は優遇されますから、経験を武器にさらに良い条件の施設に転職することも給与アップの近道になります。
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