『スタートダッシュが肝心！求人が増える前に準備を』
相変わらず、有効求人倍率の高い介護職。有効求人倍率は、求職者１人に対して求人がいくつあるかを示すもので、介護職の求人倍率は２倍！つまり、１人に２件の求人があるということ。このように恵まれた環境ではありますが、特に求人が増える“求人シーズン”があるのをご存知ですか？求人が増えるタイミングを逃さず、ベストな就職先を見つけるためには、事前に準備をしておくことが大事。では、具体的にどんなことを準備しておけばいいか、ご紹介しましょう。
【目次】
■介護・福祉の求人が活発化するのは・・・・
介護職の“求人シーズン”が到来するのは、ズバリ2～3月！その理由は、退職者が増える時期であることから、職員補充のために求人を出すケースが増えるからです。でも求人が多くなるからといってのんびり構えていてはダメ！実際に選考に進むまでには準備すべきことが沢山あります。“求人シーズン”を逃さずいい求人先をゲットするためには、早め早めの準備が大事なのです。
■どんな準備が必要なの？
2～3月の“求人シーズン”に備え、万全の準備を整えておきましょう。介護や福祉業界の今後の動向をチェックする他、特に重要なのは履歴書や職務経歴書の準備です。履歴書や職務経歴書は選考結果に直結するため、十分に時間をかけて準備しなければいけません。“求人シーズン”が来て「応募したい求人があるのに、準備ができてなくて応募できなかった！」なんて事にならないようにしましょう。
■履歴書の書き方のポイント
1.誤字脱字には注意！
履歴書は正式書類ですから、丁寧に書くのはもちろん、誤字脱字がないかしっかりチェックしましょう。万が一間違えてしまったら、修正ペンや修正テープは使わず、新たに書き直しましょう。
2.写真は印象の良いものを
添付する写真は、あまりカジュアルな洋服ではなく、きちんと襟のあるものを着用し、撮影しましょう。また、撮影の際は、髪型もしっかり整えましょう。
3.学歴の書き方は？
学歴を記入する場合は、１行目に「学歴」と記載し、２行目から記入します。学歴のどの時点から書くかは特に決まりはありません。中学卒業から書いても、最終学歴の１つ前に卒業した学校から書いても大丈夫です。ただし、学校名は「00高校」と略せず、「00高等学校」と正式名称を書きましょう。最終学歴が専門学校や大学の場合は、学科や専攻まで詳細に記入しましょう。また、卒業校を記載する場合は「同上」ではなく、しっかり正式名称で書きましょう。
4.志望動機で自分をアピール！
志望動機では、積極的にやる気や能力をアピールしましょう。特に中途採用の場合は、それまでの自分のキャリアを活かしてどのような仕事に取り組みたいか、また具体的にどのような貢献ができるかなどを明記しましょう。
■職務経歴書はココが大事！
1.キャリア実績はより具体的に
職務経歴書はどんなところで、どんな仕事に就いていたか、今までのキャリアをアピールするもの。現場での豊富な経験や資格を活かした職務など、自分の“強み”となる部分をしっかりアピールしましょう。
2.文章は短めに
だらだらと長い文章でまとめるよりも、端的に短い文章でまとめること。見出しを立てるなど、読みやすさ、読ませる工夫も大事です。
3.転職理由は前向きに
「今までの経験を新たな環境で活かしてみたい」など、転職理由は前向きなものが好まれます。また、応募先が求めている経験やスキルと、あなたの経験やスキルが共通している部分があれば、そこが転職の目的となったことをアピールするのも効果的です。
履歴書や職務経歴書は、書類選考の重要な鍵を握っているだけに、完成させるには時間がかかります。先ほどの「履歴書の書き方のポイント」や「職務経歴書はココだ大事！」であげたことを注意するだけでも、中々大変そうです。でも、自分ではなかなか完璧なものが書けないという場合は、就職サポートに登録するなどして、ポイントを押さえたアドバイスを受けるという手もあります。ぜひ、万全の準備を整えて“求人シーズン”を迎えてください。
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