生活支援員ってどんな仕事?お仕事ご紹介します!

「誰かの支えになるような仕事がしたいけど、資格がないから無理かな」、そんな思いを抱えている方にぜひご紹介したいのが、今回テーマに掲げた『生活支援員』のお仕事です。ストレス社会の今、精神のバランスを崩し、日常生活を送ることがままならない方や、身体的・知的障がいを抱える方々の日常生活をサポートする『生活支援員』は、今後の社会で大いに活躍が期待されている介護の仕事の一つです。
【目次】
■生活支援員の仕事とは
■生活支援員への道
■生活支援員の平均給与
■こんなところが活躍の場に!
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生活支援員の仕事とは
『生活支援員』とは、文字通り、生活を支援する人。身体や知能、精神に障がいを持つ方々の日常生活や就労に向けたサポートを行うのが主な仕事です。ただし、1から10まで全てをサポートするのではなく、残存機能は残す・伸ばすよう見守るのも大事な仕事。より自立した生活を送るため、また自分らしく人生を過ごせるよう支援していきます。
<具体的な支援内容>
- 衣服の着脱や食事・入浴といった生活習慣が身につくよう指導・支援する。
- 農耕や園芸、工芸や木工、織物など、就労のための職業訓練の指導。
- 人間関係の悩みや将来への不安など、様々な相談に親身に応じ、安心して日常生活を送れるよう導く。
生活支援員の1日スケジュール
1日のスケジュールとしてはこのような流れでお仕事されているようです。
(例)
8:30~ 出勤・朝のミーティング(情報共有などを行います!)
9:30~ 送迎(利用者様とコミュニケーションを取りながら!)
10:00~ 作業開始(企業からご依頼されている軽作業などのお仕事です!)
12:00~ お昼休憩(利用者様と一緒にお昼を取ったり遊んだりします!)
13:00~ 午前の作業の続き
15:00~ 送迎
16:00~ 1日の振返りミーティング、雑用
18:00~ 1日の勤務終了
仕事のやりがい
『生活支援員』の仕事のやりがいは、「ありがとう」と言われること。また、誰かの役に立てたと実感できることです。さらに、新たにできるようになったことが増えた時など、利用者様の成長を共に喜べるのは、『生活支援員』の大きなやりがいと言えるでしょう。また、経験を積むと将来の道が広がるのも仕事のやりがいの一つ。『生活支援員』としての経験を認められると、就労継続支援事業所やグループホームで必置とされている『サービス管理責任者』にステップアップすることもできます。さらに、国家資格である「社会福祉士」「精神保健福祉士」「介護福祉士」の資格取得のために必須となっている実習が免除されるケースもあります。経験を重ねることで、大きくステップアップできるのは、『生活支援員』の仕事の大きなやりがいにも繋がっています。
生活支援員への道
『生活支援員』になるために必要な資格は、特に定められていないため、資格や経験がなくても仕事に就くことはできます(※求人によっては「社会福祉士」や「介護福祉士」、「社会福祉主事任用資格」を有することが条件となるケースもあります)。明るく、前向きで、常に相手の立場に立って考え行動できる人なら、『生活支援員』に向いていると言えるでしょう。
生活支援員と似た職業
■地域生活支援員
地域生活支援員は、障がいを持った方の重度化や高齢化などを見据えて、国が進めている地域生活支援拠点等の整備の中で生まれた職種です。障がいを持った方の相談や助言、市内の障がい福祉サービス事業所や医療機関、公的機関との連携のほか、必要な場合は見守りや付添いといった日常生活支援、簡単な直接処遇も行っています。そのため、生活支援員とは仕事内容が異なっています。
■家庭生活支援員
家庭生活支援員とは、母子・父子家庭、寡婦の皆さんが、自立のためや病気などのため、日常的な家事・育児などにお困りの際、家庭生活支援員が身の回りのお世話をする役割。障がいを持った方へのサポートをする生活支援員とは大きく役割が変わります。
生活支援員の平均給与
生活支援員の平均的な給与についてですが、正社員求人で月給240,000円前後、パート求人で時給1,000円前後のような相場となっております。
こんなところが活躍の場に!
活躍の場としては、グループホームや障がい者支援施設、障がい者福祉サービス事業所など、障がい者関係の施設や事業所になります。
職業としてだけでなく、『生活支援員』の経験は、身近に障がいを負ってしまった方がいた場合などにも大いに役立ちます。今よりもやりがいのある仕事に就きたい、あるいは必要とされる存在になりたいと思っている方は、『生活支援員』のお仕事に挑戦してみませんか?
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